【大海酒造】夜の蔵探訪(後編)
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【大海酒造様】のご紹介✩
すずです❁
さるっがblog代表と行く、
夜の焼酎蔵探訪。
前編の記事はこちら↓
【夜の蔵探訪(前編)】
前編では、新焼酎の原酒を
味わった私たち。
いよいよ夜の蔵へ潜入(‘◇’)ゞ
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なんとなんと
一般の見学ではなかなか入れない
酒母(しゅぼ)室を
特別に案内していただきました!
ありがたい!!
作業に入る前には必ず、
入念に手洗いをします。
ここ酒母(しゅぼ)室は、
お米から作った麹に、
酵母と仕込み水を混ぜて、
「一次もろみ」を造るところ。
麹に含まれる糖分を栄養に、
酵母を増やしていきます。
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ここで大切なのが、温度管理。
温度を確認して、温度差があれば、
タンクを冷やして、混ぜていきます。
このタンク、
実は2重構造になっていて、
タンクの外側に、
水がまわるようになっています。
どうしてもタンクの上のほうの温度が
上がりやすいので、
しばらく水を回して冷やした後、
タンク内をかき混ぜます。
上と下がしっかりと混ざり合うよう、
ぐぐーっと下まで、
混ぜていきます!
これはなかなかコツのいる作業!
夜の間、仮眠を取りつつ、
数回温度を確認して、
この作業を繰り返します。
6日間ほどで
一次もろみが完成します❁
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このあとついに芋と合流!
ここでは酵母が、
糖分をアルコールへと
変えていきます。
芋と混ぜ合わせたばかりのころは、
ボコボコボコ!!!っと、
波打つように
酵母がとっても元気!!
時間が経つにつれて、
だんだんと落ち着いてきます。
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芋と混ぜ合わせてから
1週間から9日ほど経ったら、
いよいよ蒸留!
大海酒造の蒸留器は2種類。
まずはこちら、常圧蒸留☟
こちらでは主に、
大海やくじらボトルなどが
作られます。
【商品案内】
続いてこちらは、減圧蒸留☟
こちらでは、一番雫や海などが
作られます。
この間当たった一番雫は、
ここで作られてるんですねー👍
【一番雫で、めざせ焼酎女子!】
ここで蒸留されてできたのが、
わたしたちもいただいた原酒です↓
この原酒をろ過して、
貯蔵・熟成すると、
おいしい焼酎の完成!!
ちなみに蔵に掲示してある、
こちらのパネル↓
「いも焼酎ができるまで」
なんと河野社長が作られたそう✩
焼酎造りへの愛が
伝わりますねー♡
詳しくはこちら↓
今回わたしも、
たくさん参考にさせて
いただきました!!
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そして見学の合間に、
河野社長に見せていただいた
こちらのお部屋。
ここに置いてあったのが、、
なんと1999年からの原酒!!
もうここに置いてあるものしか
ないものも多く、とっても貴重✨
・・味わいが気になる(*ノωノ)
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今回、蔵の案内をしてくださった、
蔵人の前田さん。
大海酒造に就職して16年。
以前は焼酎造りとは全く別の
お仕事をされていたそう。
焼酎造りはとても繊細で、
夜通しの管理など、
体力的にも精神的にも大変なお仕事。
「毎日同じ作業をしているようだけど、
毎日が同じじゃない。
麹の様子や温度を見ながら、
その時のお世話をする。
毎日してても全然飽きないし、
自分で考えて仕事をするのが、
とてもおもしろい」
スマホカバーだって、これですから!
いやー、かっこよすぎます(*ノωノ)
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前田さんいわく、
今年のテーマは「技術の継承」。
焼酎に寄り添い、
楽しみながら焼酎造りができる人を
増やしていきたいと話します。
がんばれ!エノーキ!!
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21:00。
わたしたちの取材はここで終了。
だけども、蔵人たちの夜は、
まだまだこれからです。
10月初めには、
今年の焼酎が出来上がるそう!
いよいよです!!
みなさまお楽しみにー✩
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